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アレクサンダとぜんまいねずみ
- 2007.02.25 Sunday
- 作者名 れ
- 06:58
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- by ぱいぽ
ねずみのアレクサンダはひとりぼっち。
見つけられると皿をなげられたりして、人間に追われる毎日。
そんな彼が始めて出会った友達は、ぜんまいねずみのウィリーです。
自分からは動けないウィリーですが、彼がみんなにちやほやされているのを知って、アレクサンダは自分もウィリーのようになってみたいと思います。
でも、その願いをかなえるためには、生き物をほかの生き物にかえると力を持つ紫の小石が必要になるのです。
自分の夢をかなえるため、長い間、探し続けたアレクサンダが、その小石が見つけた時は、奇しくも、ウィリーが飽きてゴミ箱に捨てられたときでした。
そうして、アレクサンダは……。
昔、教育出版の教科書にもとりあげられていた話です。
長い話ではないのですが、文章に無駄がありません。
ほんの短い文なのに、本当の幸せや友情について深く考えさせられます。
アレクサンダが、自分をぜんまいねずみにかえてほしいと思いながら、どたんばで、その願いを変えたときの心の葛藤……。
自分とその周囲におきかえてこの状況を深く考えることができるのは、ある程度の年齢になってからかもしれません。
作者のレオ・レオニは、あの「スイミー」や「あおくんときいろちゃん」の作者。
実は、レオ・レオニは、作品によっては、ときに、ちょっと教訓色が気になるところがあるのですが、この「アレクサンダとぜんまいねずみ」は、上にあげた2つとともに、それを感じません。
ほんとに自然に、アレクサンダの心にそって読むことができます。
低学年の子どもたちの心にも触れるものがあるだろうと長い間この本を読んでいて感じています。
訳者は、「ことばあそびうた」「もこもこもこ」などの作者の谷川俊太郎さん。
絵も、ことばも、美しい1冊です。
アレクサンダとぜんまいねずみ
ーともだちをみつけたねずみのはなし
レオ・レオニ/〔作〕 谷川俊太郎/訳
出版社名 好学社
出版年月 1978年
ISBNコード 4-7690-2005-8
税込価格 1,529円
頁数・縦サイズ 1冊 28cm
見つけられると皿をなげられたりして、人間に追われる毎日。
そんな彼が始めて出会った友達は、ぜんまいねずみのウィリーです。
自分からは動けないウィリーですが、彼がみんなにちやほやされているのを知って、アレクサンダは自分もウィリーのようになってみたいと思います。
でも、その願いをかなえるためには、生き物をほかの生き物にかえると力を持つ紫の小石が必要になるのです。
自分の夢をかなえるため、長い間、探し続けたアレクサンダが、その小石が見つけた時は、奇しくも、ウィリーが飽きてゴミ箱に捨てられたときでした。
そうして、アレクサンダは……。
昔、教育出版の教科書にもとりあげられていた話です。
長い話ではないのですが、文章に無駄がありません。
ほんの短い文なのに、本当の幸せや友情について深く考えさせられます。
アレクサンダが、自分をぜんまいねずみにかえてほしいと思いながら、どたんばで、その願いを変えたときの心の葛藤……。
自分とその周囲におきかえてこの状況を深く考えることができるのは、ある程度の年齢になってからかもしれません。
作者のレオ・レオニは、あの「スイミー」や「あおくんときいろちゃん」の作者。
実は、レオ・レオニは、作品によっては、ときに、ちょっと教訓色が気になるところがあるのですが、この「アレクサンダとぜんまいねずみ」は、上にあげた2つとともに、それを感じません。
ほんとに自然に、アレクサンダの心にそって読むことができます。
低学年の子どもたちの心にも触れるものがあるだろうと長い間この本を読んでいて感じています。
訳者は、「ことばあそびうた」「もこもこもこ」などの作者の谷川俊太郎さん。
絵も、ことばも、美しい1冊です。
アレクサンダとぜんまいねずみ
ーともだちをみつけたねずみのはなし
レオ・レオニ/〔作〕 谷川俊太郎/訳
出版社名 好学社
出版年月 1978年
ISBNコード 4-7690-2005-8
税込価格 1,529円
頁数・縦サイズ 1冊 28cm
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くっくです。この名前、鳥ということでつけたほかはなんの意味もありませんが、気にいってます。カウンターの数字は「スランになりたいな」からのものです。数字が消えてしまうのはちょっと悲しかったので……。「スランの本棚」のカウンターはこれから7700をひいたものです(^^ゞ
キアです。ヴォクトの「スラン」に出てくるなかなか重要な登場人物キア・グレイの名前から拝借しました。ペットの名前に使われたと知ったら怒られそうです。
- スランについて
- ブログ「スランの本棚」のスランはヴォクトの古典的名作SF「スラン」からとりました。 スランというのは、新人類で、人の心を読むことができたり、知覚力や知力が現(?)人類よりはるかにうわまわっています。迫害され、表舞台からは姿をけしています。主人公のジョン・トマス・クロスはまだ9歳のスランの少年。人類や無触毛スラン(スランには触毛があるんです)に対して憎悪を持ちながらも、成長し能力が成熟していくなかで共存の道を模索していきます。 ね、なかなかいい感じでしょう。 前の「スランになりたいな」を始めるときに、たまたま「スラン」を読み返していたため勢いでつけました。勢いでつけたわりには気にいっています。 でも、この「スラン」絶版になっています。さびしいなあ。 ちなみに、昔アニメにもなった竹宮恵子の「地球へ」の主人公、ジョミーは、この「スラン」の主人公ジョン・トマス・クロス にちなんでいるそうです
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