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オオカミのひみつ
- 2007.03.24 Saturday
- 作者名 き
- 16:06
- comments(6)
- trackbacks(1)
- by ぱいぽ
年中さんぐらいからだと思いましたが、1年生の子どものたちに読んでみました。
終始楽しんでいましたが、大人がおもしろいなと思うところは、一部の子しか反応しませんでした。
4年生の子たちにも読んでみたことがありますが、そういう部分も楽しんでいました。もしかしたらちょっと大きな子たちに向いている絵本なのかもしれません。
ただ、最後にオオカミが
「グ ギャ ゴ ゲ ギョ」
と、さけぶところは、どの学年の子も大笑いでした。
森のあばれんぼうのオオカミ。
「さあて、きょうのひるめしはどれにしようかな。」
そういって、あたりを みまわしただけで、もりのどうぶつたちは ふるえあがって
にげだしていきます。
一見したところ怖いものなしのようですが、実は、大嫌いなものが一つだけありました。
その「大嫌いなもの」が、
ほそながい からだで、
オイッチニ オイッチニ
とあるいているのを みると、
おもわず、ゾゾゾーッとしてしまうのです。
いつもいばっているオオカミです。大嫌いなものがあることなんか、だれにも知られたくありません。
そのために、苦心惨憺。
「大嫌いなもの」が
ポトリ
と前に落ちてきただけで、とびのいて、ドドドドドーッと林を走って逃げたときには、
「あー、たまには こうやって
おもいっきり うんどうでも しないとなー。」
と、苦しい言い訳。
追い詰めたコブタのおしりに、その「大嫌いなもの」がついていたときには、
「なんて、まずそうな コブタだ」
なんて、言いながら食べるのをあきらめたりもします。
強いと思われなくてはならない運命も、なかなか大変なことです。秘密がばれて他の動物たちにばかにされたら、もう食べ物を得ることはできないですものね。
このオオカミ、ある日、ハイイロオオカミがやって来たときには、自分より大きな相手に一歩もひきません。
森中の動物たちが見ているなかで、2匹はプライドをかけてやりあいます。
と、その緊迫した雰囲気のなか、あの「大嫌いなもの」が、
オイッチニ オイッチニ
と、オオカミのあしをはいあがってきたのです。
ハイイロオオカミがオオカミと戦う気満々なのに対して、オオカミは、もうハイイロオオカミのことなんかどうでもよくなってしまいます。ずれたやりとりのおかしさ。
そして、「大嫌いなもの」を振り落とそうと、とびあがった時……
……オオカミは、その「大嫌いなもの」のすみかに、着地してしまったのです。
何百というそれが、
オイッチニ オイッチニ
と、オオカミに一斉にはいのぼってきました。
なかなかすごい状況です。
昔、あるキャンプ場で大嫌いな蛾が壁一面にとまっているトイレに入って、これが一斉にとびたったらどうなるだろう、と、考えたら(今でも考えると)血の気を失う私としては、オオカミのこの状況にとても同情してしまいました。
そして、オオカミは……。
文を書いた木村裕一さんは、あの「あらしのよるに」のシリーズの作者。話の筋のおもしろさに加えて、田島征三の絵がまた素敵です。
一生懸命強そうに見せているくせに、なんとなくユーモラスでとぼけたオオカミの顔や体の表情は、見ているだけで笑いがうかんできます。
また、「ドドドドドーッ」と逃げる様子を、たったひとふでであらわした場面に代表されるダイナミックな表現にもすごさを感じます。
極めつけは、「大嫌いなもの」に体にのぼってこられたときの、必死の様子。ここは、いつだれに読んでも、自分で何回見ても、ふきだしてしまう場面です。
楽しい気分になりたいとき、笑いたいときにはおすすめの一冊です。
ところで、オオカミの「大嫌いなもの」っていったいなんでしょう。そこまで書いてしまうのはどうかと思うのですが、知りたい方は、続きをどうぞ。
終始楽しんでいましたが、大人がおもしろいなと思うところは、一部の子しか反応しませんでした。
4年生の子たちにも読んでみたことがありますが、そういう部分も楽しんでいました。もしかしたらちょっと大きな子たちに向いている絵本なのかもしれません。
ただ、最後にオオカミが
「グ ギャ ゴ ゲ ギョ」
と、さけぶところは、どの学年の子も大笑いでした。
森のあばれんぼうのオオカミ。
「さあて、きょうのひるめしはどれにしようかな。」
そういって、あたりを みまわしただけで、もりのどうぶつたちは ふるえあがって
にげだしていきます。
一見したところ怖いものなしのようですが、実は、大嫌いなものが一つだけありました。
その「大嫌いなもの」が、
ほそながい からだで、
オイッチニ オイッチニ
とあるいているのを みると、
おもわず、ゾゾゾーッとしてしまうのです。
いつもいばっているオオカミです。大嫌いなものがあることなんか、だれにも知られたくありません。
そのために、苦心惨憺。
「大嫌いなもの」が
ポトリ
と前に落ちてきただけで、とびのいて、ドドドドドーッと林を走って逃げたときには、
「あー、たまには こうやって
おもいっきり うんどうでも しないとなー。」
と、苦しい言い訳。
追い詰めたコブタのおしりに、その「大嫌いなもの」がついていたときには、
「なんて、まずそうな コブタだ」
なんて、言いながら食べるのをあきらめたりもします。
強いと思われなくてはならない運命も、なかなか大変なことです。秘密がばれて他の動物たちにばかにされたら、もう食べ物を得ることはできないですものね。
このオオカミ、ある日、ハイイロオオカミがやって来たときには、自分より大きな相手に一歩もひきません。
森中の動物たちが見ているなかで、2匹はプライドをかけてやりあいます。
と、その緊迫した雰囲気のなか、あの「大嫌いなもの」が、
オイッチニ オイッチニ
と、オオカミのあしをはいあがってきたのです。
ハイイロオオカミがオオカミと戦う気満々なのに対して、オオカミは、もうハイイロオオカミのことなんかどうでもよくなってしまいます。ずれたやりとりのおかしさ。
そして、「大嫌いなもの」を振り落とそうと、とびあがった時……
……オオカミは、その「大嫌いなもの」のすみかに、着地してしまったのです。
何百というそれが、
オイッチニ オイッチニ
と、オオカミに一斉にはいのぼってきました。
なかなかすごい状況です。
昔、あるキャンプ場で大嫌いな蛾が壁一面にとまっているトイレに入って、これが一斉にとびたったらどうなるだろう、と、考えたら(今でも考えると)血の気を失う私としては、オオカミのこの状況にとても同情してしまいました。
そして、オオカミは……。
文を書いた木村裕一さんは、あの「あらしのよるに」のシリーズの作者。話の筋のおもしろさに加えて、田島征三の絵がまた素敵です。
一生懸命強そうに見せているくせに、なんとなくユーモラスでとぼけたオオカミの顔や体の表情は、見ているだけで笑いがうかんできます。
また、「ドドドドドーッ」と逃げる様子を、たったひとふでであらわした場面に代表されるダイナミックな表現にもすごさを感じます。
極めつけは、「大嫌いなもの」に体にのぼってこられたときの、必死の様子。ここは、いつだれに読んでも、自分で何回見ても、ふきだしてしまう場面です。
楽しい気分になりたいとき、笑いたいときにはおすすめの一冊です。
ところで、オオカミの「大嫌いなもの」っていったいなんでしょう。そこまで書いてしまうのはどうかと思うのですが、知りたい方は、続きをどうぞ。
なにをたべてきたの?
- 2007.03.12 Monday
- 作者名 き
- 07:25
- comments(4)
- trackbacks(1)
- by ぱいぽ
年少さんから読んできました。
でも、小学生でも十分楽しめます。
おなかがすいたしろぶたくん。
次々に食べ物を食べていきます。
まず、食べるのは、りんご。
この本には食べ物がたくさん出てきますが、それがまたおいしそうなんです。
このりんごも、みずみずしくて、こぶたくんでなくても食べたくなってしまうほど。
でも、このしろぶたくん、普通のぶたとはちょっと違っています。
それは、食べたものの色がぼうっと体にうかびあがるのです。
りんごだけではおなかがいっぱいにならなかったしろぶたくん。
次にはレモンを……すると、体の赤い色の横にレモン色がうかびあがります。
次々に食べ物を食べていくしろぶたくん。
そうして、どんどん白い体にきれいな色がついていきます。
友達のぶたさんたちからは、そのたびに、
「きれいになった」
と言われるのです。
でも、最後に「もっときれいになるかな」と、あるものを食べると……。
小さい子たちは、くりかえしをとっても喜びますが、これも、変化のあるくりかえしのおもしろさを十分に味わうことのできる絵本です。
食べ物を食べる場面では、しろぶたくんの顔と食べ物が、見開きでクローズアップで表現されていて、なかなかの迫力です。
そして、しろぶたくんの、なんともいえない得意で幸せそうな表情がよく見えて楽しいです。その顔を見ると、ちょうど3歳ぐらいの子どもとだぶってしまうのは私だけかしら。
最後に色がなくなってしまったしろぶたくんに、他のぶたたちが言います
「なんだかおおきくなったみたい」
このことば、子どもたちの、食べて大きくなりたいという気持ちにぴったり合っているなあと思います。もちろん、しろぶたくんもうれしそうです。
しろぶたくんといっしょに食べる楽しみを味わえる本。
遠めでもよくはえる絵で大勢の読み聞かせでもよく使いました。
--------------------------------------------------------------------------------
なにをたべてきたの?
岸田衿子/文 長野博一/絵
出版社名 佼成出版社
出版年月 1978年5月
ISBNコード 4-333-00320-2
頁数・縦サイズ 31P 25cm
よければぼちっとしてもらえるとうれしいです
でも、小学生でも十分楽しめます。
おなかがすいたしろぶたくん。
次々に食べ物を食べていきます。
まず、食べるのは、りんご。
この本には食べ物がたくさん出てきますが、それがまたおいしそうなんです。
このりんごも、みずみずしくて、こぶたくんでなくても食べたくなってしまうほど。
でも、このしろぶたくん、普通のぶたとはちょっと違っています。
それは、食べたものの色がぼうっと体にうかびあがるのです。
りんごだけではおなかがいっぱいにならなかったしろぶたくん。
次にはレモンを……すると、体の赤い色の横にレモン色がうかびあがります。
次々に食べ物を食べていくしろぶたくん。
そうして、どんどん白い体にきれいな色がついていきます。
友達のぶたさんたちからは、そのたびに、
「きれいになった」
と言われるのです。
でも、最後に「もっときれいになるかな」と、あるものを食べると……。
小さい子たちは、くりかえしをとっても喜びますが、これも、変化のあるくりかえしのおもしろさを十分に味わうことのできる絵本です。
食べ物を食べる場面では、しろぶたくんの顔と食べ物が、見開きでクローズアップで表現されていて、なかなかの迫力です。
そして、しろぶたくんの、なんともいえない得意で幸せそうな表情がよく見えて楽しいです。その顔を見ると、ちょうど3歳ぐらいの子どもとだぶってしまうのは私だけかしら。
最後に色がなくなってしまったしろぶたくんに、他のぶたたちが言います
「なんだかおおきくなったみたい」
このことば、子どもたちの、食べて大きくなりたいという気持ちにぴったり合っているなあと思います。もちろん、しろぶたくんもうれしそうです。
しろぶたくんといっしょに食べる楽しみを味わえる本。
遠めでもよくはえる絵で大勢の読み聞かせでもよく使いました。
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なにをたべてきたの?
岸田衿子/文 長野博一/絵
出版社名 佼成出版社
出版年月 1978年5月
ISBNコード 4-333-00320-2
頁数・縦サイズ 31P 25cm
なんげえはなしっこしかへがな
- 2007.03.02 Friday
- 作者名 き
- 20:05
- comments(5)
- trackbacks(1)
- by ぱいぽ
「なんげえはなしっこしかへがな」で始まる7つの昔話。津軽の方言で「しかへがな」は「話してやろうかな」という意味。
北国の津軽。
冬に吹雪にとじこめられた子どもたちがこたつやいろりのそばで、おばあさんに話をせがむ。1つの話しが終わると「もうひとつ」それが終わると「もうひとつ」といくらでもせがむ子どもたち。話すのに飽きたおばあさんは、おしまいに「なんげえはなしっこだぞ」と、「果てなし話」を始めたそうです。
果てなし話とは、たとえば、
栗の木になった何千何万もの栗の実にカラスが飛んできてガアと鳴く。栗の実一つぽたんと落ちた。
ガア ポタン。ガア ポタン。ガア ポタン……。
この、「ガア ポタン。」が際限なく繰り返されるのです。
あまりに長い話なのでこどもたちは「もういい」という。
これが「なんげえはなし」のねらいなのです。
……疲れている大人が「もう終わり」と言わず、子どもに「もういい」といわせるための知恵。やさしい知恵です。
北さんは、子どもの頃、毎晩のようにこの「なんげえはなしっこ」を聞いたそうです。この話を聞いて眠ってしまったこともあったのではないでしょうか。
7つの話の中でわたしのいちばんのお気に入りは、
「かみなりさまのふんどし」
これを読むと、どの子たちも最後の繰り返しのことばを一緒に言いはじめます。
もちろんうちの娘と息子もそうでした。(今でもそうです)
空のてっぺんの雲の上で、かみなりさまの洗濯したふんどしを風がヒラーリヒラリとばしたど。
雲の下の津軽の国の田吾作が、それを見つけてヨイコラセッセとふっぱった(引っ張った)。
ヨイコラセ ヨイコラセッセど 田吾作が
ふぱても ふぱても なんげえど
ふぱても ふぱても なんげえど
ふぱても ふぱても なんげえど……
かみなりさまのふんどしは長くて長くてみんな引っ張り終わるまで10年93日かかったということです。
津軽方言が語れれば最高なのでしょうが、作者は読む(語る)人のイントネーションでいいと言っています。ということで、とりあえず津軽弁にこだわらずに語っています。
声に出さなければこの本のよさにはなかなか気づきません。
いいかえれば、声に出して読む(語る)ことにより、価値がわかるという一冊。
太田大八さんの絵もすばらしい。
日本の絵っていいなあとしみじみ思います。子どもにはこういう絵も触れさせたいです。
なんげえはなしっこしかへがな
北 彰介/作 太田 大八/絵
出版社名 銀河社
出版年月 1979年8月
ISBNコード 4-87412-002-4
北国の津軽。
冬に吹雪にとじこめられた子どもたちがこたつやいろりのそばで、おばあさんに話をせがむ。1つの話しが終わると「もうひとつ」それが終わると「もうひとつ」といくらでもせがむ子どもたち。話すのに飽きたおばあさんは、おしまいに「なんげえはなしっこだぞ」と、「果てなし話」を始めたそうです。
果てなし話とは、たとえば、
栗の木になった何千何万もの栗の実にカラスが飛んできてガアと鳴く。栗の実一つぽたんと落ちた。
ガア ポタン。ガア ポタン。ガア ポタン……。
この、「ガア ポタン。」が際限なく繰り返されるのです。
あまりに長い話なのでこどもたちは「もういい」という。
これが「なんげえはなし」のねらいなのです。
……疲れている大人が「もう終わり」と言わず、子どもに「もういい」といわせるための知恵。やさしい知恵です。
北さんは、子どもの頃、毎晩のようにこの「なんげえはなしっこ」を聞いたそうです。この話を聞いて眠ってしまったこともあったのではないでしょうか。
7つの話の中でわたしのいちばんのお気に入りは、
「かみなりさまのふんどし」
これを読むと、どの子たちも最後の繰り返しのことばを一緒に言いはじめます。
もちろんうちの娘と息子もそうでした。(今でもそうです)
空のてっぺんの雲の上で、かみなりさまの洗濯したふんどしを風がヒラーリヒラリとばしたど。
雲の下の津軽の国の田吾作が、それを見つけてヨイコラセッセとふっぱった(引っ張った)。
ヨイコラセ ヨイコラセッセど 田吾作が
ふぱても ふぱても なんげえど
ふぱても ふぱても なんげえど
ふぱても ふぱても なんげえど……
かみなりさまのふんどしは長くて長くてみんな引っ張り終わるまで10年93日かかったということです。
津軽方言が語れれば最高なのでしょうが、作者は読む(語る)人のイントネーションでいいと言っています。ということで、とりあえず津軽弁にこだわらずに語っています。
声に出さなければこの本のよさにはなかなか気づきません。
いいかえれば、声に出して読む(語る)ことにより、価値がわかるという一冊。
太田大八さんの絵もすばらしい。
日本の絵っていいなあとしみじみ思います。子どもにはこういう絵も触れさせたいです。
なんげえはなしっこしかへがな
北 彰介/作 太田 大八/絵
出版社名 銀河社
出版年月 1979年8月
ISBNコード 4-87412-002-4
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