スポンサーサイト

  • 2008.11.03 Monday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


はがぬけたらどうするの? せかいのこどもたちのはなし 

日本では、乳歯がぬけたら、下の歯は縁の下に、上の歯は屋根に投げると、一般的に言われていますね。

考えてみると、日本の子たちだけの歯が抜け替わるわけではないわけで、世界中の子どもたちが乳歯から永久歯に生え変わっているわけです。

では、他の国では、歯が抜けるといったいどんなことをするのかな?
そんな疑問からできた絵本です。

国の名前以外は全部ひらがなで書かれているので、小学校低学年から楽しめますが、もっと上の学年や大人も興味深く読めます。

抜けた歯を、枕の下においておき歯の妖精がプレゼントを持ってきてくれるのを待つのは、ヨーロッパの国に多いです。
でも、アメリカ合衆国やカナダ、オーストラリアも。
歴史を知らなくても、なんらかのかかわりがあるのかな、と、推測できる楽しさがあります。
「うっかり魔女とちちんぷい」という絵本がありますが、それは、この言い伝えにもとづいた絵本だったのですね。

お日様に向かって投げる国もいくつかあります。
そこでは、さぞ、強烈な太陽の光を受けているのだろうと推察できます。

動物たちによい歯が生えるようお願いをする国もたくさんあります。
動物は、リスやウサギ、鳥ではスズメやカラスもいますが、ダントツなのは、○○○。
よい歯を持っていることで有名なこの動物、なるほどと、思います。

また、「なんにもしない」という国もあります。これは、合理主義の国というその国のイメージにぴったりです。(これも3文字…○○○)

めずらしいのは、タジキスタンです。

   ぬけた はは ぜんぶ はたけに うえておくんだよ。
   そうすると はは ぐんぐん おおきくなって
   いさましい せんしに なるんだって。

なんだか、タジキスタンという国を調べたくなってしまいます。

そんなふうに、64の国(66の場所)を調べ、「北アメリカ」「みなみアジア」などのように地域ごとに分けて、それぞれの国での方法が述べられています。
地名が書かれた地図もあり、それを確認しながら読んでいくのも楽しいです。

どうやって作者のセルビー・ビーラーさんが調べたか気になるところですが、それは、あとがきにちゃんと書かれていました。

   …(前略)道路で、お店で、タクシーや飛行機やバスの中で、
   わたしはいろいろな人に聞きました。
   (中略)いろいろな国の大使館を訪ねたり、世界中の大学や
   カルチャーセンターやユニセフの事務所にパソコンを通じて
   Eメイルを出しました。(後略)…

多くの人たちとの楽しい交流のなかでこの本ができたことがわかります。

それぞれの国の話につけられたイラストもかわいらしいです。日本のイラストの家は、いかにも外国の人が描いた感じで、なんだかおかしいですが……ということは、他の国もそうかな(^^ゞ

大勢の子に読み聞かせるには向いている本ではないですが、少人数でわいわいと、またはひざにのっけて1対1で読むと楽しい絵本です。もちろん1人でじっくり読むにもおすすめです。

はがぬけたらどうするの? せかいのこどもたちのはなし
せかいのこどもたちのはなし
セルビー・ビーラー/文 ブライアン・カラス/絵 こだまともこ/訳 石川烈/監修
出版社名 フレーベル館
出版年月 1999年5月
ISBNコード 978-4-577-01987-0
(4-577-01987-6)
税込価格 1,470円
頁数・縦サイズ 32P 26×28cm


よければぼちっとしてもらえるとうれしいです→にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ

calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
profile
ぽちっとしてもらえると              うれしいです
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ

ブログランキングへ
categories
selected entries
archives
                
links
recent comment
recent trackback
                
ペット
くっくです。この名前、鳥ということでつけたほかはなんの意味もありませんが、気にいってます。カウンターの数字は「スランになりたいな」からのものです。数字が消えてしまうのはちょっと悲しかったので……。「スランの本棚」のカウンターはこれから7700をひいたものです(^^ゞ

キアです。ヴォクトの「スラン」に出てくるなかなか重要な登場人物キア・グレイの名前から拝借しました。ペットの名前に使われたと知ったら怒られそうです。
スランについて
ブログ「スランの本棚」のスランはヴォクトの古典的名作SF「スラン」からとりました。 スランというのは、新人類で、人の心を読むことができたり、知覚力や知力が現(?)人類よりはるかにうわまわっています。迫害され、表舞台からは姿をけしています。主人公のジョン・トマス・クロスはまだ9歳のスランの少年。人類や無触毛スラン(スランには触毛があるんです)に対して憎悪を持ちながらも、成長し能力が成熟していくなかで共存の道を模索していきます。 ね、なかなかいい感じでしょう。 前の「スランになりたいな」を始めるときに、たまたま「スラン」を読み返していたため勢いでつけました。勢いでつけたわりには気にいっています。 でも、この「スラン」絶版になっています。さびしいなあ。 ちなみに、昔アニメにもなった竹宮恵子の「地球へ」の主人公、ジョミーは、この「スラン」の主人公ジョン・トマス・クロス にちなんでいるそうです
                
こんな本もいいな
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM
sponsored links