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  • 2008.11.03 Monday
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くまのコールテンくん

年少ぐらいから読みましたが、年中ぐらいからでもいいかも。

「だれも欲しがらなかったテディ・ベア」というかなり年齢の高い子(文の分量から見ると高校生でもいいかも)向きの本があります。
このテディ・ベアは、工場で、目の位置がほんのちょっぴりずれてしまったためにうぬぼれ屋になり、だれからも欲しがられなくなってしまうのです。
いつか書いてみたい本なのですが、そのうぬぼれ屋のテディ・ベア、実は、だれかに愛してほしくてほしくてたまらないのです。

この本の、くまのコールテンくんも、同じ。(といっても、とっても性格のいいぬいぐるみのくまです)
デパートのたなで、自分をだれかがうちに連れていってくれないかなあと、思っているのです。
それなのに、このくまの子に目をとめる子はだれもいません。

やっと目をとめてくれた女の子に、お母さんは
「ボタンがひとつとれてるわ」
といい、二人はそのまま帰ってしまうのです。

「ボタンがとれてるの知らなかった」と、コールテンくんは、ボタンを探しにその夜デパートの中を探しに行くのですが……。

自分を愛してほしいという、その気持ちのままひたむきに行動するくまのコールテンくん。
そしてボタンを見つけることはできなかったけれど、その彼がボタンがとれていてもかまわないという女の子と心が通じ合うラストシーンは、読んでいても自分の声が優しくなるのを感じます。

すべてのものは大切にされるために生まれてきたのだ。おもちゃをただのおもちゃとしてみないでそのなかに命を感じることができるようなそんなあたたかい1冊です。


くまのコールテンくん
フリーマンの絵本
ドン=フリーマン/さく まつおかきょうこ/やく
出版社名 偕成社
出版年月 1990年
ISBNコード 4-03-202190-2
税込価格 1,260円
頁数・縦サイズ 30P 23×25cm


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くっくです。この名前、鳥ということでつけたほかはなんの意味もありませんが、気にいってます。カウンターの数字は「スランになりたいな」からのものです。数字が消えてしまうのはちょっと悲しかったので……。「スランの本棚」のカウンターはこれから7700をひいたものです(^^ゞ

キアです。ヴォクトの「スラン」に出てくるなかなか重要な登場人物キア・グレイの名前から拝借しました。ペットの名前に使われたと知ったら怒られそうです。
スランについて
ブログ「スランの本棚」のスランはヴォクトの古典的名作SF「スラン」からとりました。 スランというのは、新人類で、人の心を読むことができたり、知覚力や知力が現(?)人類よりはるかにうわまわっています。迫害され、表舞台からは姿をけしています。主人公のジョン・トマス・クロスはまだ9歳のスランの少年。人類や無触毛スラン(スランには触毛があるんです)に対して憎悪を持ちながらも、成長し能力が成熟していくなかで共存の道を模索していきます。 ね、なかなかいい感じでしょう。 前の「スランになりたいな」を始めるときに、たまたま「スラン」を読み返していたため勢いでつけました。勢いでつけたわりには気にいっています。 でも、この「スラン」絶版になっています。さびしいなあ。 ちなみに、昔アニメにもなった竹宮恵子の「地球へ」の主人公、ジョミーは、この「スラン」の主人公ジョン・トマス・クロス にちなんでいるそうです
                
こんな本もいいな
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