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アリクイのアーサー
- 2007.02.19 Monday
- 作者名 う
- 19:35
- comments(2)
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- by ぱいぽ
大勢に読むというよりは、ひざにのせて読みたいです。1年生ぐらいから読みましたが、もっと小さくても大丈夫かもしれません。
アリクイのアーサーは、普段は文句なしにすばらしい息子。でも、ときどき困った子になります。
そんなときのアーサーのおはなし。
「アリクイはどうしてアリクイっていうの?」と考え込むアーサー。
「なんにもすることがなくて、つまんない」と言い、お母さんにすすめられたこと全部に反対するアーサー。
まほうつかいごっこをして部屋中をちらかすアーサー。
アカアリを食べないと好ききらいをいうアーサー。
行ってきますと出かけては何度もわすれものをとりにもどるアーサー。
普段は文句なしにいい子、というところをのぞけば、なんとうちの息子にそっくりなんでしょう!
ということで、さっそく息子をひざにのせて、1話目を読みました。
ふむふむと聞いていた息子。
そのあと、残りを自分で読み、ひとこと。
「おねえちゃんだって似ているよ。」
困った子といいながら、やっぱり子どもってそういうものだな、と、大人に思わせる本です。
そういう意味で、大人の方がおもしろいなあと思う本かもしれません。子どもたちもおもしろがって聞いてくれますが……。
それにしても、アーサーのお母さんの忍耐強いこと……。わたしなら、どなってしまうかもしれないことに余裕で対応して、むしろそれを楽しんでいる様子に感動してしまいます。
「お母さんは、やはりこうでなくっちゃ!」
と、思いながらも、
「きっと、これは、子育てが終わった人が、ほのぼのと昔を振り返りながら書いたんじゃないかな。」
なんて考えるのは、
なんとも大人になりきれない私の負け惜しみ……かな(^^ゞ
そういえば、「ジャムつきパンとフランシス」という本で、フランシスがジャムつきパンばかりほしがったときのお母さんの対応もお見事でした。お母さんの完全な作戦勝ちでしたが……。
私も成長せねば……。
追記
これを「スランになりたいな」で書いたのは1年前。今でも成長していない母です。
アリクイのアーサー
バーナード・ウェーバー/さく みはらいずみ/やく出版社名 のら書店
出版年月 2001年12月
ISBNコード 4-931129-41-2
税込価格 1,575円
頁数・縦サイズ 46P 26cm
アリクイのアーサーは、普段は文句なしにすばらしい息子。でも、ときどき困った子になります。
そんなときのアーサーのおはなし。
「アリクイはどうしてアリクイっていうの?」と考え込むアーサー。
「なんにもすることがなくて、つまんない」と言い、お母さんにすすめられたこと全部に反対するアーサー。
まほうつかいごっこをして部屋中をちらかすアーサー。
アカアリを食べないと好ききらいをいうアーサー。
行ってきますと出かけては何度もわすれものをとりにもどるアーサー。
普段は文句なしにいい子、というところをのぞけば、なんとうちの息子にそっくりなんでしょう!
ということで、さっそく息子をひざにのせて、1話目を読みました。
ふむふむと聞いていた息子。
そのあと、残りを自分で読み、ひとこと。
「おねえちゃんだって似ているよ。」
困った子といいながら、やっぱり子どもってそういうものだな、と、大人に思わせる本です。
そういう意味で、大人の方がおもしろいなあと思う本かもしれません。子どもたちもおもしろがって聞いてくれますが……。
それにしても、アーサーのお母さんの忍耐強いこと……。わたしなら、どなってしまうかもしれないことに余裕で対応して、むしろそれを楽しんでいる様子に感動してしまいます。
「お母さんは、やはりこうでなくっちゃ!」
と、思いながらも、
「きっと、これは、子育てが終わった人が、ほのぼのと昔を振り返りながら書いたんじゃないかな。」
なんて考えるのは、
なんとも大人になりきれない私の負け惜しみ……かな(^^ゞ
そういえば、「ジャムつきパンとフランシス」という本で、フランシスがジャムつきパンばかりほしがったときのお母さんの対応もお見事でした。お母さんの完全な作戦勝ちでしたが……。
私も成長せねば……。
追記
これを「スランになりたいな」で書いたのは1年前。今でも成長していない母です。
アリクイのアーサー
バーナード・ウェーバー/さく みはらいずみ/やく出版社名 のら書店
出版年月 2001年12月
ISBNコード 4-931129-41-2
税込価格 1,575円
頁数・縦サイズ 46P 26cm
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くっくです。この名前、鳥ということでつけたほかはなんの意味もありませんが、気にいってます。カウンターの数字は「スランになりたいな」からのものです。数字が消えてしまうのはちょっと悲しかったので……。「スランの本棚」のカウンターはこれから7700をひいたものです(^^ゞ
キアです。ヴォクトの「スラン」に出てくるなかなか重要な登場人物キア・グレイの名前から拝借しました。ペットの名前に使われたと知ったら怒られそうです。
- スランについて
- ブログ「スランの本棚」のスランはヴォクトの古典的名作SF「スラン」からとりました。 スランというのは、新人類で、人の心を読むことができたり、知覚力や知力が現(?)人類よりはるかにうわまわっています。迫害され、表舞台からは姿をけしています。主人公のジョン・トマス・クロスはまだ9歳のスランの少年。人類や無触毛スラン(スランには触毛があるんです)に対して憎悪を持ちながらも、成長し能力が成熟していくなかで共存の道を模索していきます。 ね、なかなかいい感じでしょう。 前の「スランになりたいな」を始めるときに、たまたま「スラン」を読み返していたため勢いでつけました。勢いでつけたわりには気にいっています。 でも、この「スラン」絶版になっています。さびしいなあ。 ちなみに、昔アニメにもなった竹宮恵子の「地球へ」の主人公、ジョミーは、この「スラン」の主人公ジョン・トマス・クロス にちなんでいるそうです
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