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  • 2008.11.03 Monday
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ちいさなねこ

年少さんぐらいから読みました。もっと早くから読んでもいいかも。
楽しくわくわくする本もいいし、しっとりと心に語りかけてくる本もいいですよね。
この本は、派手ではないけれど、読み終えたときに心に残り満足感を与えてくれる一冊です。

大きな部屋にいた小さなねこ。
小さなねこはお母さんねこが見ていない間に一人で出かけてしまいます。

一人(一匹)で出かけた子ねこは、子どもにつかまえられたり、通りで自動車にひかれそうになったり……。
なんとか切り抜けますが、ついに、大きな犬に追いかけられてしまいます。
犬から逃げるために、小さいねこは木にのぼりました……。

初版1963年の本です。通りを走る車や子どもの絵に時代を感じますが、丁寧に時間をかけてかいたように思われる絵です。
ねこの絵も、本物のねこをよく見てかいたように思えます。ねこ好きだったのかな。

1ページ目。
縁側の一部と障子そして小さなねこの絵。
余白の白さの中に部屋の広さと静けさが感じられます。
それに加えて、文。
「ちいさな ねこ、おおきな へやに ちいさな ねこ。」
ゆったりした時間がそこに流れているような気がします。
昔はこんな時間をみんな過ごしていたのかしら……。

小さなねこを助けてくれたのはお母さんねこでした。
大きな犬を追い払うお母さんねこの頼もしいこと。

そして、最後のページで、再び穏やかな時間の中、子ねこは、おかあさんのもとでおっぱいを飲むのです。

はらはらしながら読んでいた(聞いていた?)小さい人たちもほっとする場面です。

こうやって守られ帰るところがあるから、子ねこはこれからも世界を広げていくことでしょう。
そして、それは、読んでいる子どもたちにとっても同じことなのでしょうね。

う〜ん、やっぱりいい本だなあと、思います。

(追記)石井桃子さんのこの本についての追加の拙稿→こちら

ちいさなねこ
こどものとも傑作集 33
石井桃子/さく 横内襄/え
出版社名 福音館書店
出版年月 1963年
ISBNコード 4-8340-0087-7
頁数・縦サイズ 27P 19×27cm


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  • 2008.11.03 Monday
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  • 21:59
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コメント
大きな家は”母の愛”なんですね〜
子ねこは冒険しながら成長して、母ねこは見てないようでもシッカリ見守って。。
温かいです(^^)
帰る場所があるのは大切ですね。
体も心も♪
  • magu7オバサンです☆
  • 2007/03/06 2:59 PM
そうですね〜、そうやって子どもは大人になっていくんだなと思います。そんな帰る場所をちゃんとつくらなくっちゃ、と、思っているのですが……口うるさい母です…(^^ゞ
magu7さんを見習わなくっちゃ。
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くっくです。この名前、鳥ということでつけたほかはなんの意味もありませんが、気にいってます。カウンターの数字は「スランになりたいな」からのものです。数字が消えてしまうのはちょっと悲しかったので……。「スランの本棚」のカウンターはこれから7700をひいたものです(^^ゞ

キアです。ヴォクトの「スラン」に出てくるなかなか重要な登場人物キア・グレイの名前から拝借しました。ペットの名前に使われたと知ったら怒られそうです。
スランについて
ブログ「スランの本棚」のスランはヴォクトの古典的名作SF「スラン」からとりました。 スランというのは、新人類で、人の心を読むことができたり、知覚力や知力が現(?)人類よりはるかにうわまわっています。迫害され、表舞台からは姿をけしています。主人公のジョン・トマス・クロスはまだ9歳のスランの少年。人類や無触毛スラン(スランには触毛があるんです)に対して憎悪を持ちながらも、成長し能力が成熟していくなかで共存の道を模索していきます。 ね、なかなかいい感じでしょう。 前の「スランになりたいな」を始めるときに、たまたま「スラン」を読み返していたため勢いでつけました。勢いでつけたわりには気にいっています。 でも、この「スラン」絶版になっています。さびしいなあ。 ちなみに、昔アニメにもなった竹宮恵子の「地球へ」の主人公、ジョミーは、この「スラン」の主人公ジョン・トマス・クロス にちなんでいるそうです
                
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